01 「できなくなったこと」より、最近の一日を聞く
「ちゃんと食べている?」だけだと、返事は「大丈夫」で終わるかもしれません。「昨日の夕飯は何だった?」「買い物はいつ行っている?」と、具体的な一日の話から始めてみます。食事、買い物、掃除、外出、連絡の5つを、尋問のようにならない範囲で話題にしてみてください。
02 気づいた事実と、自分の心配を分ける
「家が散らかっているから、一人暮らしは無理」とすぐに結論を出す必要はありません。「前より郵便物がたまっていた」「重い買い物が大変そうだった」など、見聞きしたことを具体的に残します。一度の様子だけで病気や生活能力を判断せず、続いている変化なのかを親に聞きましょう。
03 本人が困っていることを一つ選ぶ
家族が片づけを心配していても、本人が困っているのはごみ出しや電球の交換かもしれません。「何か手伝えることはある?」と聞き、本人が望む小さな手伝いから始めます。家の中を撮影したり、物を処分したりするときも、先に本人に確認しましょう。
04 次に連絡する日と相談先を決める
全部を一度に解決しなくても構いません。「来週、買い物のことをまた聞くね」など、次の連絡を具体的にします。暮らしの困りごとが重なり家族だけで整理できないときは、親の住む地域の地域包括支援センターへ相談する方法があります。体調の変化については、医療機関へ相談してください。